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2015年5月

2015年5月29日 (金)

電信柱

 以前に電柱と景観の話を書いた事がある。

緑豊かな美しいまちなみも電柱の存在がだいなしにしていると。

 先日こんな電柱を見つけた。

「でんしんばしら」といった方がイメージが伝わるかも。

レトロな蛍光灯がひとつぶらさがっているだけなので、正しくは電柱とは呼ばないのかもしれない。

高さ4M程の丸太。樹種は判然としない。美しいシルバーグレーに退色している。

この背の低さが安心感のみなもとか。

屋根より高いのは、樹木と鯉のぼりくらいにしてもらいたい。

 下水道の普及率が高まって河川の水質は改善されてきました。

インフラ整備の次期ターゲットは町の景観を改善できる電柱電線の地中埋設化。

これで決まりでしょう。

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2015年5月15日 (金)

日本の伝統色

「日本の伝統色」という色見本帳は秀逸である。

ぼくらの肌感覚にフィットする色であふれている。

さっと広げてみるだけでもなんとなく「和」を感じる。

色の名前もほとんど漢字表記で、植物や動物など自然界由来の名前が多く

その由来の解説までついているので眺めているだけで楽しめる。

例えば「朱華(はねず)」なんて色があります。

ちょっとオレンジがかってくすんだサーモンピンク。

飛鳥時代から高貴な人の服の色に用いられたそうな。

確か関西国際空港の竪導線(エスカレーターやエレベーター)がこんな色だったはずです。

そんなふうに建築の内部空間では「色」を楽しむ文化が継承されている部分もあります。

例えばふすま紙や畳のヘリ・土壁等々が代表的なところ。

一方、日常的な風景のなかでは景観としての「色」のあつかいに無頓着なものが多いのも事実。

建築物の外装や広告看板は言うに及ばず。アーケードや橋梁等の鉄骨造のインフラ、自動販売機やゴミ箱、バスやトラムといった移動体のカラーリング。

「機能的」や「無難」に逃げ込むな!

景観形成という言葉が頻出する今日このごろ。

積極的に街のなかの「色」について考えてみる、そんな流れを加速させたい。


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「フランスの伝統色」や「中国の伝統色」なんてのもあるらしい。

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  • 「小柳組の設計室」の小柳友夫です。
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